本当にカウンセリングが必要な人とは

      2016/02/24

カウンセリングのお問い合わせでよく、
お問い合わせをされた本人以外のカウンセリングをご希望されるかたがいます。

例えば夫が「妻のカウンセリングをお願いしたい」とか。

 

この時点でカウンセリングが必要なのは実は夫

つまり、お問い合わせをされた本人なのです。

 

「え?カウンセリングが必要なのは問題を抱えている妻ではないの?」

と思うかもしれません。

 

何かしら問題があった場合、その対処をするために行動するか行動しないか
のどちらかを選ぶと思います。

その選んだものはその人にとって、今必要なものなんです。

この場合、妻は行動しなかったか、もしくは他の行動をとったのであり、カウンセリングは選ばなかったということ。

どちらにせよ、今の妻にはカウンセリングが必要ないということなんです。

そこに周りが「これがいいよ」「あれがいいよ」と言ったところでなかなか受けとれるはずもなく、強引に何かをさせてもストレスになるだけでいい方向にはいきません。

どんな効果のありそうなものでも、高額なものでも同じです。

 

もし強引に何かをさせようとするのならそれはもう、問題を抱えている妻のためではなく、
それをさせたい夫の自己満足になってしまいます。

妻の問題に対してカウンセリングという選択をした夫ですが、実は
夫自身の気持ちに余裕がなく、自分の余裕を作りたい気持ちからカウンセリングというものを選んだ
ということなんです。

だから今カウンセリングが必要なのは
お問い合わせをされた本人である夫
なのです。

大きい問題に目がいきやすく、それをどうにかしたいと思ってしまい、
その中で自分の余裕がなくなってることにはすぐには気づけないものなんです。

 

まずお問い合わせされるご本人の余裕を作るためにカウンセリングにお越しくださればと思います。

 

カウンセリングは大きい問題がある方だけのものではないですし、病気の人のためだけでもありません。

ちょっと愚痴を言いたいとか、どっち選ぼうか悩むとかそういったものにも是非使ってください。

誰にでも必要なものなんです。

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